農大17日目(座学)、農大18日目(栽培実習)
■農大17日目(5/17)
■農大18日目(5/18)
5月の農家実習(農大16,19,20,23,24,27日目)
皆さん、こんばんは!
暑い日が続きますね~、山梨は全然雨が降りません。
雨予報でも盆地は山側に雲が流れて、結局降らない日が続いている感じです。
東京は降っていますかね?
さて、今日は、5月の農家実習を振り返りたいと思います。
5/15週以降、全部で6日間お世話になりました。
4月から大体週に1~3日間というサイクルでお世話になってます。
生育的には、きゅうり、トマトも収穫期で、6月中旬ごろの収穫終了に向けて、日々収穫を行いながらメンテナンスをしている時期です。
朝一は、農家さんと農大で習った事をお話し、それに付随して農家さんの圃場ではどんなことをしているか、関連する生育の話等を伺っています。
これがとても勉強になります。
現場ではこうなっているんだとか、基礎的な生育ではこうだけど、こういったやり方もあるんだとか。
施肥(基肥、追肥)や、農薬、有機野菜、南アルプスの気象・気候・土壌と病害虫、きゅうり・トマトの品種、味の違い、苗の違い、ハウスの作り、センサー等のIoTの利活用等など、農業関連のあらゆる分野でお話ししてくださるので、行くたびにノートが増えていきます。
作業としては、きゅうりのメンテナンスがメインで、美味しそうなキュウリに囲まれた生活をしていましたが、少しずつトマトの作業も行いました。
テンポよく折っていくのが良いです。
と、こんな感じで、農家さんでの実習も楽しく、真剣に行っています。
一つでも多く吸収して、自営の際に活かしていきたいなと日々感じる今日この頃です。
今回のブログはこんな感じで終了です。
次回はたぶん農大での栽培実習か、講義について書くと思います。
では、さようなら~。
農大15日目 - 栽培実習
農大11~14日目(週間振り返り)
■農大11日目 5月9日 栽培実習
■農大12日目 5月10日 座学
■農大13日目 5月11日 農業機械実習
■農大14日目 5月12日 農家実習
農大9日目&10日目 - 農家実習3日目&4日目
皆様おはようございます!
GW明け普段の生活リズムは戻ってきたでしょうか?
僕はこの週末も川崎に戻り、もろもろ作業を進めました。クルマを乗り換え、より新しい車になって、快適です。年式?が6年ぐらい違うとエンジンが全然違いますね(笑)
さて、少し前ですが5/2(火)及び5/8(月)の農家実習のお話しです。
■農家実習3日目(5/2)
この日は水稲の播種をするために、育苗トレイに土入れをしました。
約90トレイ分。時間にして1時間ぐらい?でしょうか。
用土をトレイに入れて、高さを均す作業です。
単純な作業ですが、90トレイ分となると時間がかかります。
1人で作業を行う場合は、もっと時間がかかりそうだなと。
単純な作業なだけに如何に作業を効率化して、集中力を保つかが重要ですね。
土が足りなくて少し足すよりも、多少多めに入れて均すときにすりきった方が手間がかからずいいのかなと思います。
あとは、トレイの端の土が少なかったり、逆に端に土が少し寄っていたりすると、生育に影響を与えるため、要注意です。
それが終わったら、前回同様、きゅうりの摘芯作業。
相変わらず時間がかかりますが、少しずつ、きゅうりの芽が見えてきた気がします。
ここまでが午前中。
午後は引き続き、きゅうりのメンテ、摘葉です。
黄色く変色してしまっている葉を落としていきます。大体根元の古い老化した葉と、他の葉に隠れて光が当たっていない葉が変色していますので、バシバシ落としていきます。
1畝30分ぐらいですかね。これもどこら辺に対象の葉がありそうかの感覚がつかめてくると、もっと短時間でできそうです。辛抱強く続けたいと思います。
■農家実習4日目(5/8)
GW明けの農家実習は、前回に引き続き、きゅうりの摘芯・摘葉です。
農大8日目 - 栽培実習
農大7日目 - 栽培実習
皆さま、こんにちは!
GWは皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
僕は、川崎に戻り、子供たちと遊びながら、家族の山梨への引越の準備を進めました。
現在単身赴任中なので、子供たちとはLineのビデオ通話で毎日話をしていますが、やっぱり実際に会って話したり遊んだりすると楽しいです。そして、電話では分からない日々の成長が伺えますね。
さて、4/28(金)農大実習のお話です。
朝一は、農作業に入る前に少し座学でお勉強。農業で用いる大きさの単位、畝(うね)について、肥料について、施肥(せひ)設計の仕方について教わりました。
■広さの単位
- 広さの単位 : 畝、反、町
- 長さの単位 : 寸、尺、間
- 容積の単位 : 合、升、斗
どれも聞いたことはあるけど、 きちんと覚えていない単位ばかり。
農大の先生方は、畑をみてどれぐらいの広さかとか大よそわかるようで、僕も目で見てわかるようになるべく、色んな畑を見たいと思います。
■畝(うね)について
畝は、畑の少し土が盛られた部分です。盛り土が少ないのが平畝、多いのが高畝ですね。
上記サイトでは、高さの違いで平畝と高畝を区別していますが、農大ではそこまで厳密に測りませんでした。高畝の場合は通路から土を畝に盛っていく。逆に平畝は通路側に土を盛るといった具合に作り分けをする方法を教わりました。(結果的に高さが上記サイトと同じような感じになっているかもしれませんが…)
■肥料について
N、P、Kの3大要素が重要です。Nは窒素、Pはリン酸、Kはカリウムのことです。
他にも作物の成長に必要な要素はありますが、一番影響の大きな要素がNPKです。
肥料は、鶏糞、菜種などの有機質肥料と、8化成、CDU等の化学合成肥料と呼ばれるものに大別されます。前者はジワジワと浸透するように効果を表していくものが多く、後者は即効性があるものが多いイメージです。
植付けの前に投入する肥料のことを基肥、生育中に使うことを追肥といいます。
■施肥(せひ)設計の仕方
作物毎に必要な肥料は異なるため、一般的には各都道府県が出している施肥指導基準を参考にすることが多いようです。
上記を参照し、必要なNPK等を洗い出して、それに対してどの肥料をどれだけ入れていくのかを設計します。 作物毎にブレンドされた肥料もあるみたいですが、自分で配合するよりもコストが高いようです。
耕作放棄地を耕す場合は、まずは安くて効く資材をガンガン入れて、その後微調整していくことが必要みたいです。
ここら辺は自分で土地を借りてやっていく際に、もっと突っ込んで考えるべきかなと思っています。まずは、土壌分析を農務事務所で無料で分析してもらえるそうなので、そこからスタートですね。
土の状況とか、センサーとかで常に状況を観察できたら良いななんてことも考えてます。
■バレイショ(じゃがいも)の高畝作り、マルチ張り、播種
バレイショは、山梨ではスポット的な品目で、この作物をメインで収益を得ているという感じではないみたいです。
以前、種イモ作りをしましたが、その種イモが乾燥し、定植できる状態(中心が黄色くなりデンプンが固まっている状態)になったので、畝を作ってマルチをはって、種イモの播種をしました。
僕らが植えたのは、ダンシャク、メークイーン、シンシアです。
もう一つの野菜班が、ベニアカリとホッカイコガネを植えたらしいので、全部で5種類ですね。
芋ほりが今から楽しみです。
ここまでが午前中のお話しです。
午後は、ハーブ類の播種用の畝づくりと、小松菜の播種、レタスの播種、管理機の練習をしました。
■ハーブ類播種用の平畝作り
午前中にバレイショの畝を高畝で作りましたが、今回はハーブ用に平畝を作りました。
作業的には、午前中とそこまで変わりません。
班員7名で作業すればあっという間ですが、いざ自分がやるときは、大変だろうな~と、今から想像し、誰か手伝ってくれないかな?なんて考えてました。
今からやってみたい!という方を絶賛大募集中です(笑)
■小松菜の播種、手植えとごんべえ
農大には有機用のハウスがあるのですが、そこに小松菜の播種をしました。
播種予定地が雑草だらけだったので、雑草を刈り込んで土に混ぜて、さらに施肥設計をして米ぬかを7キロぐらい突っ込んで耕しました。
手前は、人参ですね。
小松菜の播種は、手植えと機械の2つの方法で行いました。
手植えは、植えるためのくぼみを鍬で作り、大体1センチ間隔でぽつぽつと種を置いていき、覆土(ふくど)しました。
機械はこちらを利用しました。その名も「ごんべえ」くんです♪
最初に手植えをやって大変だったので、機械のすごさをまじまじと感じました。
そんなに高くない機械ですが、種入れて、畝の上を転がしていくだけで種まき完了するため、段違いの作業効率です。こういうのはコストを考えても、利用すべきですね。
その後は、レタスの播種(セルトレイに土入れてくぼみ作って種うえ)と、水菜の収穫、管理機の練習をしましたが、ここらへんは既にやったことのある作業なので、割愛します。
こんな感じで、農大での栽培実習は密度の濃い一日でした。
5/1、5/2の分はまた次回。
では、皆さんGW明け、お仕事に学業に頑張りましょ~!!