山梨農業移住日記

2017年より、都心から山梨に移住し、農業を学び始めました。学んだこと等を備忘としてブログに残していきたいと思います。

農大3日目&4日目 - 農家実習初日&2日目

危うく三日坊主になるところでした。

新拠点での生活で足りないモノをちょいちょい買い足ししてるとあっという間に時間がなくなりますね。昨日までで、おおよそ最低限のモノはそろったかな~と。

そして、この2日間で、山梨が車文化であることをひしひしと感じました。運転自体は楽しめているので良いのですが、一方で自動運転になったら、もっと色んなことに使えるななんて思っている次第です。

早く自動運転が普及しないかな~。

 

さて、本題です。

月曜日、火曜日と農大での訓練ではなく、農家実習でした。

農大では、座学と校内の圃場での実習に加えて、実際の農家さんのところに行き、実習をさせてもらう訓練があります。

 行き先は、入校前の面談で、どういう作物を作りたいか、どの地域でやりたいかをベースに調整します。

 僕の場合は、南アルプス南湖地域一択だったため、南湖の蔬菜部会の方々に受け入れていただきました。

 

■農家実習初日(4/24)

農家さんから、圃場の説明や現在の生育状況等の説明を受けて、早速訓練スタート。

暖房機の温風を流すダクト(ビニールで出来た筒状のモノ)の撤去作業をしました。

言葉でいっても分かりづらいですかね。ダクトはこんな感じです。

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ハウスの畝の間に このダクトが延びていて、最低気温が低い時期は、暖房機からの温風をダクトを通じてハウス全体に送り出し、温度が低くならないようにするものですが、最低気温が上がってきたため、ちょうど農家実習初日に撤去作業をすることになりました。

撤去の前には、摘芯等で落とした葉っぱなどがダクトの上に落ちているので、それを掃除しました。

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もともと、ちょっと腰が弱い自分。

この作業であっという間に腰回りが痛くなりました。

初日はこの撤去作業で訓練終了。

帰りに、出荷しないけど、食べれば全然美味しいトマトをもらって帰りました。

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そもそも生育がうまく行っていないものもありますが、ちょっと傷がついただけで美味しいのに流通はさせられないものも沢山。

帰ってすぐに食べましたが、甘くてみずみずしくて美味しいのに、見た目だけで出荷できないなんてもったいなさすぎますね。

こういうのを6次産業化して加工なりしていきたいな~と帰宅しながら妄想していました。

 

■農家実習2日目(4/25)

昨日は、きゅうりの摘芯作業を行いました。

ご存知の方も多いと思いますが、きゅうりってどんどん成長して、上に伸びていくんです。そこを伸びないように摘み取って、横に伸びてもらったり、既にある実に栄養を届けたりするわけです。(多分、この理解であっているはず…)

 

これが難しいんです。

農家の方は1畝分やるのに、10分から15分ぐらいなのですが(もっと早いかも)、僕は30分ぐらいかかりました。

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どこに芯があるのか、どの芯をとるべきなのか。この判断のスピードが全然違います。農家さんがやってると、テンポよくハサミの音が聞こえますが、僕は必死に探してチョキっと切って、また芯を探して………全然遅い(T_T)

どんどん経験して、目を鍛えていかないと自分の圃場をもって胡瓜を育てる時に大変だなと思いました。頑張ります。

 

一日かけてこの作業をしたのですが、上をずっと向いていたため、肩回りが痛い。

こういう作業を通じて体が少しずつ農家仕様になっていけばいいな~と感じているこの頃です。

 

 

4月の農家実習はこの2日間で終了。

次は5月頭です。

早く次の農家実習が来ないかな~と楽しみに待っています。それまでは農大の講義や圃場での実習で、力を蓄えます。

がんばるぞ~~~!!