山梨農業移住日記

2017年より、都心から山梨に移住し、農業を学び始めました。学んだこと等を備忘としてブログに残していきたいと思います。

誘引・摘芯を体に覚えさせた3日間(農大79,84,89日目:8月後半の農家実習)

皆さん、こんばんは。
GWも終わり、季節はどんどん夏に向かってますね。
お日様が良く照ってくれる山梨県。太陽の活躍=暑い!ということで、既に夏模様です。ハウスの中も猛暑です(^^;)
体調崩さないように気を付けつつ農作業しております。
さて、今回は8月後半の農家実習のお話しです。
 

■キュウリのテープ誘引

定植した苗はどんどん大きくなっているので、誘引して上に上に伸ばしていきます。
1節に1巻きさせて、成長点までくるくると誘引する作業。イメージとしてはしっかり巻くというよりも、絡めていく感じです。

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倒れてしまって、軸が曲がって成長してしまったものは、無理矢理起こそうとはせずに、曲がる直前までを誘引します。無理矢理起こそうとすると、折れてしまうので要注意です。

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夏場は暑いのであっという間に成長します。1週間単位で倍になっていくぐらいのスピード感です。

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成長したら、くるくる巻いていくという作業。
しっかり巻いていかないと、キュウリさんがあらぬ方向に伸びていくので、しっかりと作業するのが大事です。
 

■南湖で栽培するにあたっての地域特性等を教わる

南湖地域の気象の特性(雨が集まってくる)であったり、キュウリ栽培のポイント(定植後の注意点や、根が張ったかどうかの見極めのポイント、摘芯摘葉のタイミング・方法、品種の違い等)を作業の休憩中に教わりました(^^)
大事なポイント目白押しなので、Evernoteにメモメモ。
 

■キュウリの摘芯作業

誘引と並行して、摘芯作業も進めます。
2節目以降実がなっていても、実の肥大が悪くなるので、1節でとめるとのこと。
1節でとめて身を肥大させて収穫し、その間に2節目以降が伸びていくのでまた、1節分でとめる。の繰り返しです。

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 小さい実がなり始めています。

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この摘芯作業を素早く正確にできるようにならねばと、必死に芽を摘み続けました(^^;)
 

■作業中に見かけた虫さん等

カメムシさん。

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テントウムシさん発見。テントウムシだったと思う。ダマシではなかったはず。

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ハモグリバエさんの痕跡。こちらは害虫さんなので、対応必須。

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と、こんな感じで、成長にあわせて、誘引に摘芯にを必死に続けた3日間。
体で作業を覚えていきました。
が、季節は8月後半。外気温が高い中で、ハウス内はさらに温度上昇ということで、暑さで思考が止まりそうになったら外にでて水分補給して熱中症にも気を付けつつ、といった8月後半の農家実習でした。