6月前半の農家実習(農大31,33,35,38日目)
皆さん、おはようございます!
今回は6月前半の農家実習について書きたいと思います。
いつもお世話になっている農家さんのキュウリ、トマトの収穫も終わりが近づいてきた時期です。
南湖地域の他の農家さんも同様。ということで、終わってしまう前に、モノは経験ということで、JA共撰場での仕事を学んできました。
■トマトの共撰
共撰機がこちら。とてーも古いですが、今でも現役バリバリです。
各農家さんから出荷されたトマトを、まずは選別します。
A,B,Cの等級分けをして、それぞれのレーンに乗っけると、機械で重さを測り、箱詰めの場所で自動的にトマトを落としてくれます。
これを、皆で詰めるわけです。
等級分けして、サイズとか重さとかをみて、それぞれにあった箱詰めしてという作業は、実はすごく大変な作業です。自分でやるとなると、これだけで半日とか、下手したらもっとかかるかも。
それを、こうやって機械を使いながら、共撰場でやってくれるというのは助かります。
トマト、青いですよね。
でもトマトは追熟するので、市場につく頃には真っ赤なトマトになっている感じです。
逆に、赤い状態で取ってしまうと、市場につくころには柔らかくなって、スーパーまでたどりづけません。
ので、ある程度の青さで取るんですね。
赤くなってしまったものは、自分たちで消費するか、直売所に出す=地産地消するか、のどちらかですね。
■きゅうりの共撰
こちらは機械がないので、農家さんにてサイズ(S・M・L)と等級(A・B・C)を判別した上で箱詰めします。
それを共撰場に持ってきてもらい、数量の確認と中身の確認をした上で、サイズ・等級のハンコを箱に押し、蓋のある箱については自動ストラッピング機で梱包して、出荷です。
■トウモロコシの品種選抜試験
共撰ついでに、トウモロコシの品種選抜試験も体験させてもらいました。
試験用に農家さんに作ってもらった複数の品種のトウモロコシを収穫して、重さや、実の付き方等を測り、品種間の違いをデータにとります。
県全体で行う大規模な試験もあるみたいです。
最後は、お待ちかねの味の品評です。
どの品種も甘くて美味しい!!
山梨は、トウモロコシのレベルが高いと聞いていましたが、これほどとは。
ということで、どの品種を選んでも美味しいですが、あとは好みの問題ですね。
共撰場での作業はこんな感じでした。
お世話になっている農家さんのハウスでは、収穫も終わりなので、片付け作業がメインでした。
トマトハウスにて、整枝に使っていた誘引クリップの回収作業をしたり、トマトの重量を支えていた支柱を撤去したり、トマト・キュウリの苗を引っこ抜いてハウスから撤去したり、マルチを剥がしたり、灌水チューブを撤去したり…
と、着々と片付け作業をしました。
それと並行して、田植えも行いました。
手植えを行ったことがないので、比較できませんが、やっぱり機械の力は偉大です。
あっという間に、植わっていきます。
今から新米が楽しみですね!
こんな感じで、共撰場にも行ったり、ハウスのお片付けしたりの生活をしておりました。