農大15日目 - 栽培実習
皆様、おはようございます。
ご無沙汰しております。古川生きております(笑)
暑くなってきましたね。
農業の勉強も、日に日にボリュームが増えて、Evernoteで学んだことを管理しているのですが、見返すとボリューム満点。
なんか農業従事者として、ちょっとずつ成長している感があります(笑)
一方で、本ブログをなかなか更新できてませんが、なんとか時間を作って、更新していきます。
今日は、5月15日、栽培実習のお話しです。
長いですが、お付き合いくださいm(__)m
播種を徐々にしてきたので、朝一は訓練が始まる前に、これまで播種してきた作物の生育状況を観察しました。かぼちゃ、ズッキーニ、きゅうり、トマト、ナス、ハーブ類と、追肥や害虫対策が必要そうな箇所もありますが、元気に育ってました。
訓練は、連絡事項とちょっとした座学からスタートです。
連絡事項は、事故に気をつけましょうとのことでした。先日Facebookに書きましたが韮崎付近で事故がありましたし、農作業において、山梨県は事故が多いようで、ニュースでも頻繁に取り上げられてます。ちょっとした気の緩みが事故につながるので、生活に慣れてきたこの時期に改めて気を引き締めねばと思いました。
座学は、農薬について、分類や成分例、具体的な使用例等を学びました。
農薬というと、あんまり良いイメージがないかもしれませんが、使う使わないで全然違います。
メリットとしては、収量の安定化、工数軽減です。
そして、いざ本日の作業開始。
最初の作業は、トマトの鉢広げです。
ポットで生育している苗が成長してきて、苗の葉が他の苗の葉とかぶさってしまうと日照不足で、光を求めて必要以上に上に伸びてしまいます。これを徒長というらしいのですが、防ぐだめにも、きちんと鉢と鉢の間隔を広げてあげて、日光が届くようにします。
■鉢広げ前
■鉢広げ後
その後、先日ご紹介した有機圃場の緑肥区の緑肥を借りつつ、トラクターですきこみをしました。
農大では班で作業しているので、他の方がトラクター作業中は、手の余っている人は有機人参、有機小松菜、有機バジルが育ってきたので間引きを行いました。
中華料理屋にある空心菜炒め、大好きなんです。今から収穫が楽しみです。
ちなみに、空心菜はエンサイともいいます。色々呼び方があるみたいですね。
写真内のラベルの表記は誤りです(^^;)
その後は、有機白菜、有機コールラビを収穫しました。
コールラビ、初めて知った野菜なんですが、もらって調理したらとても美味しかったです。カブみたいな感じ。
川崎のスーパーでは見たことがなかったですが、もし見かけたら是非食べてみてください!
午後は、ナスの定植を行いました。
ナスといってもいろいろあり、ナス科の他の作物も定植しました。
測量して、畝を作り、マルチを張って、穴をあけ、灌水して、病害虫予防をして、苗を植えて、更に病害虫予防をして、ナスは支柱を立てて完成。これを全部で2畝半分ぐらいですかね。
まだまだ、慣れない作業もありましたが、何とか授業終了までにやり終える事が出来ました。
最後に、先日モンシロチョウ対策をしたキャベツを見に行きましたが…
モンシロチョウの幼虫育ってる!減ってない!orz
結構害虫が増えてしまっている段階で対策を打っても、効果が薄いみたいです。
やっぱり予防が大事ですね、予防。
ただ、益虫(害虫の天敵)である蜘蛛もいたので、彼らの活躍に期待し、この日の訓練を終えました。
ちなみに、大好きな空心菜は、苗があまったので、家に持って帰ってきて、ベランダ菜園で育ててます。
こちらも収穫が楽しみです。
では、本日も一日頑張りましょう!!