山梨農業移住日記

2017年より、都心から山梨に移住し、農業を学び始めました。学んだこと等を備忘としてブログに残していきたいと思います。

農大5日目 - 座学(農業法規などなど)

連投です。

一昨日、昨日は南アルプスの農家さんで実習。

今日は北杜市長坂の農大で座学でした。

 

先週はホテルから電車で長坂までかよったため、車での通学は初日。

20号が混むことは事前情報で得ていましたが、どれくらいの時間がかかるのか不明だったため、余裕を持って家をでました。

距離にして約22km、時間にして50分ぐらいでした。

確かに渋滞はありましたが、それよりも盆地から山を徐々に上っていくにあたり、僕が乗っている軽自動車の馬力の無さを痛感しましたw

上り坂に差し掛かると、みるみる内に速度が落ちて、苦しそうな音をあげるエンジン。

明日も壊れず頑張っていただきたいものです。

 

さて、座学はというと、午前中は農業法規、午後は特別講演というカリキュラムでした。

農業法規はガイダンスということで、山梨県での新規就農者の増加・企業参入の増加の背景や高齢化に向けた農業継承の問題などから入り、日本の農業政策に話が移ります。

日本の農業政策それに付随する農業関連法規は、米を中心に考えられているもので、果樹や野菜は政策にそこまで左右されないということを知りました。

 

農業関連の法律・規則はたくさんあり、以下のサイトにあげられているものだけでも、50以上あります。

www.region-labo.com

 

今後は、特に注視すべき法律等を中心に学んでいく事になりますが、そもそも制定された背景等も知っておく必要があるなと感じた次第です。

 

午後は、農大先生方による「農業と天気について」、「農地に関する制度について」、「都市農村交流の最近の動向~一部萌え化する農村~」の講演でした。

 

「農業と天気について」では、天気図から気象をよむ、晴れ・くもり・雨だけでなく、最高気温、最低気温、降水量、警報等からきちんと圃場に与える影響を推測し、対策を打っていく必要性を学びました。

 

「農地に関する制度について」では、今後自分で農地を借りるにあたって、関連する法規、制度について学びました。

農家さんとの口頭約束で貸し借りというのは、法律的にはNGで、きちんと農業委員会や市町村に許可を得ないとダメなんですね。ここらへんは実際に借りるにあたって、もっと学ばないとだめですね。

 

都市農村交流の最近の動向~一部萌え化する農村~」では、農業×○○という枠組みで、農家・地域と企業、行政がコラボして、都市と農村の交流を増やしていく事例を沢山レクチャーいただきました。

 

農業×アイドル

「AeLL.村」【平成24年4月22日】 — 南アルプス市WEBサイト

 

農業×IoT

富士通、山梨県とICTを活用したスイートコーン栽培の実証実験 - クラウド Watch

 

上記以外にも色々と、山梨県では農業×○○が進んでいるようです。

ここらへんは、自分自身もやってみたいものばかりで、今から妄想が膨らみます。

が、まずはきちんと栽培できないとだめですね。

 

明日は、栽培実習。

楽しみつつ、きちんと学習します!

寝坊には気を付けねば…