山梨農業移住日記

2017年より、都心から山梨に移住し、農業を学び始めました。学んだこと等を備忘としてブログに残していきたいと思います。

農大52日目(座学)、農大53日目(栽培実習)

寒いですね~、山梨。寒波が来ているそうで、皆さん体調崩されてないですかね?

さて、今回は、農大での座学と栽培実習のお話しです。

今は寒い時期ですが、まだまだ夏のお話し(^-^;

お付き合いくださいm(_ _)m

 

■農大52日目(7/5)

午前中は、特別講義ということで、農大の先生より、補助金にまつわるお話しを聞きました。

 
農業の参入障壁が高いのって、どうしても機械類等が高くて参入時にイニシャルコストがかかるってとこなんですよね、きっと。
続けていたとしても、結局どこかのタイミングで機械は壊れるわけで、そこでも高い費用がかかる。
(中古品などもありますが、タイミングよく、欲しい機械に会えればいいですが、結構運次第だと思います…)
なので、自己資金が足りない時に、補助金助成金を頼るという選択肢になります。
一見、国の補助金とかハードル高そうですが、きちんと書類をかきかきできれば、大丈夫とのこと。
何かやりたいことのイメージを持って、周りと共有して、補助金使えないか確認しましょう!というお話しでした。
 
午後は、栽培概論です。
ピーマン、キュウリ、メロンについて学びました。
ピーマンは、農大でもらった苗をベランダで育てているのですが、落花が多いな~と感じてました。
が、この日に学んだ内容で納得。果菜類の中でも最も弱光に耐えられる作物だけど、弱光だと落蕾、落花が多くなるとのことで、やっぱり日の光はある程度必要なんだなと腑落ちしました。(ベランダで日射量があまりよくないのです。)
 
ちなみに、メロンも野菜です(笑)
一般的には果物の分類ですが、植物としては樹にならないので、野菜。(多分この理解であってるはず…)
他にはスイカ、イチゴなんかも野菜ですね。
農大で実際にこれらを育てる機会はなさそうですが、自分の圃場持ったら、ちょっと試してみたいな~なんて考えてます。 

 

 

■農大53日目(7/6)

この日は一日圃場に出て栽培実習。作業盛りだくさんでした。
 
午前中は情報共有からスタート。
トマトの病気について学びました。
 
学生さんのトマト圃場でかいよう病(感染力が強く、作業した手で触れただけで感染する)が発生したらしく実際に見ました。
出てしまったら焼却処分が必須とのことです。
 
また、ジーンバンクという教育、研究用で遺伝資源の配布をしている機関があり、農林48号や甲州真黒(ナス)といった品種を配布してくれるということを伺いました。
 
情報共有の後は、収穫作業。
ナス、トマト、キュウリ、ズッキーニを収穫します。
収穫目安は、共撰場などで配布されている出荷基準に基づいて行います。
といっても、まだまだ収穫作業になれていない我々は、見た目では全く判断がつきません。
ので、1つ1つ丁寧に、これはいける?いけない?をお互い確認しつつ作業しました。

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収穫後は、管理作業です。
ナスのフラワーネットをはります。
成長してくると風で揺れて果房が傷付くことが多いそうで、それを防ぐために、ネットを張って揺れる範囲を制限してあげます。

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ネットの扱いには最新の注意が必要です。
始点と終点がこんがらがったら、ほどくのに時間がかかり、場合によっては新しく買ってしまった方がコストを考えると安い程。なので、ゆっくりきちんと広げて行くのが肝要です。
 
次は、スイートコーンの追肥です。
 
堆肥は雄穂(ゆうずい)抽出期、絹糸(けんし)抽出期に行います。
今回は固形肥料のため、通路に散布しました。
丁寧にやる場合は、その後耕耘するそうなのですが、この日はパラパラまくのみ。

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(この写真だとまったく追肥したことがわからんですね…すみません。)
 
次に、同じくスイートコーンの病害虫対策ということで、機械の登場。
スピードスプレイヤーさん。通常頭文字をとって「SS(エスエス)」と呼ばれます。
 
この子がすごいです。

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効率よし。けど、散布する人は、服装に気を付ける事。眼鏡、マスク等暑くてもフル装備すること。
(SSでの散布に限らず、どんな場合でもきちんとした装備が必要ですね。)
あっという間に終わったので、スイートコーンだけでなく、トマトとナスにも散布しました。
 
 
散布後は、スイートコーンの除房をしようとしましたが、この日はまだ絹糸が出ている房が少なかったため後日実施することになりました。
 なお、スイートコーンの除房は、絹糸が出た頃に、1番房(1番上になった房)を残して、それ以外は間引きます。
農家さんによっては、2番果房だけ落として、1番は出荷、3番は加工用として販売するといった経営をしているところもあるそうです。
葉をなるべく痛めないように除房することが必要とのことです。
 
スイートコーンの後は、ナス科の野菜が倒れないようにネットを張るための支柱をたてました。
短期メンバーも加わり、人数増えたので楽ちんです(笑)

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終わったら、トマトの追肥です。
一段目の果実がピンポン玉の大きさになったら、1回目の追肥を行うとのこと。
防草シートをめくって施肥しますが、一部防草シートの上から追肥する実験してみました。

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追肥後は、ナス科の圃場に戻って、誘引作業。
テープナーを用いて、倒れている茎を上に伸ばしてあげます。
無理に誘引すると折れてしまうので要注意です。

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最後はキュウリの管理作業です。
卒業後はキュウリ育てたいと思っているので、一日の最後とはいえ、気合が入ります。
 
整枝、誘引と追肥をしました。
株間50㎝のところは、1本仕立てで、子づるは2節で摘芯。株間100㎝のところは、3本仕立てで、子づるは2節で摘芯です。

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こんな感じで作業盛りだくさんの栽培実習でした。

夏の時期は気温もあがり、日照もいいのでどんどん育ちます。

その分、各野菜の管理作業が大事になりますね。

 
 

7月前半の農家実習(農大50,51,55日目)

今回は、7月前半の農家実習についてのお話しです。

お世話になっている農家さんは、キュウリ・トマトともに片付けをして少し早い夏休み期間なので、南アルプス市といえば果樹、そしてこの時期管理作業に、出荷作業に大忙しということで、果樹のお手伝いに行ってきました。

 

■ブドウの仕上げ摘粒のお手伝い

皆さんが食べてるブドウって、1粒1粒の実に甘味を凝縮させるべく、実は生育の過程ですご~く実を落としてるんですね。今回は、ロザリオという品種の最後の実落とし=仕上げ摘粒という作業をお手伝いしました。
 
最終的に逆三角形のよく見る形のよいブドウをイメージして、育ったときに1粒1粒がぶつかってつぶれないように、間にある実を落とします。

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以前も書きましたが、この作業首が痛くなる。
案の定、今回も作業終了後には、首・肩が痛くて筋肉痛でした。
が、それ以上に、「この摘粒で値段が決まる!」と思うと、良い意味でのプレッシャーがあり、集中してあっという間の2日間でした。
ブドウ、将来的に育てるか迷うな~(笑)
 

■営農候補地見学&経営検討

今のところ、学校卒業後は営農を目指しており、キュウリ・トマトの施設栽培がやりたいので、JAの指導員の方に案内してもらって、候補地巡りをして、更に経営についてお話を伺いました。
 
候補地巡りでは…
外から見ていると、ハウスって同じように見えますが、細かく見ると構造や資材が農家さんによって全然違います。
1棟ごとのハウスや2棟以上が連なっている連棟のハウスもあり、見ているだけでも結構楽しいです。
自分でゼロから土地を借りて、ハウスを建てて…とすると、イニシャルコストが大変なことになるので、出来れば貸していただける方がいるといいな~と。
いくつか候補はありそうなので、どうすっかね~という感じでした。
悩ましい。。。
 
経営検討のお話は、イニシャルコストのお話しや収益のお話し、他産地のお話しや、一人で作業できる限界の広さのお話し、果樹と野菜の複合経営のお話しと、色んなお話を伺いました。
 
夢は色々広がりますが、現実もきちんと見ないと、ブラック農家になりますからね。
経営については、インプットした情報を基に、きちんと計画を作って、諸先輩方にアドバイス貰うのが良いと思ったので、 そろそろ資料作りしようと思った次第です。
 

■果樹の見学

候補地巡りの合間に、新甲州式という新しい?山梨発のブドウ棚を見学させてもらいました。
 
よく見るブドウ棚って、コンクリートの柱を支柱にしているのですが、この方式だと建築現場とかで見るようなパイプを使います。
農地の端ギリギリまで栽培ができるて、ゆくゆくはハウスにすることも可能ということで、メリット沢山ですね。
ただ、パイプが熱を持つのでそこをうまく処理しないとならないのかな、と。
 
■桃の共撰お手伝い
ブドウはこれまで結構やってきましたが、桃もやりたい!ということで、大型の桃の共撰機(重量センサー、糖度センサー等がついている)があるJAの支所で、共撰のお手伝いをさせてもらいました。
 
 
生まれて初めてみたんですが、圧巻です。
トマトの共撰機でもすごいなーと思いましたが、この桃の共撰機は圧倒的。
 
南アルプス市でとれた桃が一挙にここに集まるのですが、コンテナに詰められた桃を共撰機のラインに乗せると、センサー類で、等級・階級を判別し、箱詰めレーンまで一気に運んでくれます。
あとは、それを人力できれいに箱詰めして終了。
選果の過程で人の判断が入りません。

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野菜でもこういうの欲しい!!
と、作業のお手伝いをしながら、ずーっと思ってました(笑)
 
7月前半の農家実習はこんな感じでした。
最後の共撰機のお話し、キュウリのないかな~と思ってネットで情報をあさっていたら、こんなの発見!
 
試作機で良いので、データ取りで良いので、自分がやるときに導入できないかな~と。
夢が現実になりつつある!と興奮した次第です(笑)
 
 

農大47日目(座学)、農大48日目(栽培実習)、農大49日目(座学)

今回は、6月後半の農大での授業のお話しです。 

■農大47日目(6/28)

47日目は、座学DAY。
午前中は、農業機械のお勉強です。
「作業機装着装置と動力取出し装置」、「油圧装置の種類と構造」、「トラクタの点検・整備」「整備用工具類」、「トラクタの操作と安全作業」、「歩行トラクタ」、「燃料と潤滑油」といった内容を学びました。
先生がとにかくマニアックで、農業機械のプロの方なので、整備の仕方などで素人が注意すべきポイントを細かく教えてくれます。
細かすぎてついていけないときもありますが…(^-^;
 
この日は、機械に加えて、少し脱線して農業でどのように付加価値をつけるかとか、太陽光発電のお話しとかもしていただいて興味深かったです。
山梨の農業も、国の方針にあわせて変化してきているのですが、その過程で新しいものや他の方がやっていないものにいち早く目をつけて、取り組んでみることが重要というお話は、これから農業を始める僕らにとって、とても大切な考え方で、肝に銘じなければと思った次第です。
収量とかは、天候に左右されてしまう部分はありますが、そこは結果であって、結果を得るまでに色んな情報をインプットして検討してトライしてみることをしていないと、いつまでも同じ栽培していてもだめだよね。。。と、まだまだ営農すらしていない若造ですが、そんなこと考えています。
自営業ですからね、そういった新しいものにチャレンジするというところで、楽しみも作れれば、いいですよね。きっと。
 
 
午後は、栽培概論の授業です。
 
「夏・秋野菜の苗作りと直播き」、「キャベツやハクサイを苗作りするメリット」、「移植の必要性」、「一人生えと友育ち」、「秋野菜は播き時を外すとすんなり育ってくれない」、「タマネギの種まき時期は厳守」、「種播き時の環境対応」といったことを、タキイ種苗さんのHPをテキストに、先生の実体験なども伺いつつ、学んでいきました。
種苗会社さんのHPって、本当に色んな情報が載っていて、見ているだけで飽きない。
ご興味ある方、覗いてみると作物の事が色々としれて面白いですよ、おすすめです。
 
その後は、教科書に戻って、ナス科野菜の栽培、トマト栽培について、学びました。
 
 

■農大48日目(6/29)

48日目は、栽培実習。
実は、この週から、6か月の短期メンバーが訓練生として参加しました。
 
ので、午前中は、自己紹介やら、長期メンバーの初日に行ったワールドカフェスタイルのワークショップ等を行って長期メンバー、短期メンバーの交友を深めました。
 
午後は、圃場に出て栽培実習。
 
長期メンバーは、A班とB班でそれぞれ分かれて作業。
短期メンバーは全員で作業といった感じでした。
(ちなみに、僕は長期B班です。以前のブログで書いたか忘れました…)
 
まずは、有機圃場のハウス内に定植したトマトの整枝作業です。
樹勢の強い2本のみ残し、わき芽は全て摘芯します。いわゆる2本仕立てというやつですね。
 
本来であればもっと早い段階で成長点を摘芯して、2本だけ残す作業をしないとダメなんですが、授業スケジュールの都合上、このタイミングで2本にしました。芽が伸びてしまってからだと、その分の根が張ってしまっているため、根が傷んでしまうそうです。

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次に、ナスの圃場に移動して、整枝作業と、ひこばえの撤去です。
整枝は、一番花より下に生えてくるわき芽をすべて除きます。
あと、「ひこばえ」と呼ばれる根本から生えるわき芽も除きます。
 

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こんな感じで根元をすかすかにして、風通しを良くしました。
 
作業中、あまりにも通路の雑草が延びていたため、メンバーを分けて、乗用モアで通路の除草もしました。
乗用モアとは…カートみたいにのって進む草刈り車です。
これね、乗ると、本当にカートみたいで楽しいんですよ。遊び感覚で、どんどん草刈できるので、いいんです。
使うか分からないけど欲しい。
そして、常用モアレースなんてやったら、楽しいでしょうね。
自分の圃場持ったら企画しようかな(笑)
 
ナスには、病害が確認されました。
半身萎凋病!

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アブラムシとマメコガネも大量。
ここらへんは、対策検討せねばという話で、検討までして終わりました。
 
ナスの整枝に続いて、その他のナス科(ピーマン、パプリカ、トウガラシ等など)もわき芽かきしました。
ナス科は早い段階で整枝しないとわき芽が伸びまくって、束になってしまうので要注意とのこと。

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取り急ぎこの日は、整枝まで行わず、わき芽をばんばんかきました。
 
作業は続きます。トマト、ナスときて、次はキュウリです。
こちらも整枝作業。
テープナーで伸びた部分を誘引して、地面から高さ30㎝(大体7節ぐらい)までのわき芽及び幼果をとりました。
 
誘引はできる限りネットのクロス部分で行うと良いそうです(その方が揺れないですからね)。

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ここまでの作業でナス、その他ナス科、キュウリ等、わき芽を沢山取りましたが、これを圃場に残しておくと、病気等の感染源になるので、全てまとめて残渣として処理するのがよいとのこと。
自分でやるときも、こういった残渣を捨てる場所を確保しないとだめですね。
 
この日最後の作業は、ハウスではない慣行圃場のトマト管理です。
わき芽かきと、誘引、1段5果以上なっているところを摘果しました。
トマトって1段で大体4果収穫するのですが、それ以上実がついちゃうと生育がよろしくないので、取ってしまいます。

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なお、既に実のお尻の部分が変色してしまっている「尻腐れ」を発見!
カルシウム不足が原因と言われますが…カルシウムがあっても窒素などが多いと吸収できなくなるそうなので、ちょっと状況を分析しないとだめですね。
 
ちなみに…とった青い小さいトマトも、実は食べれます。この日摘果した実をもらって、後日自宅でピクルスにしてみました。
 
この日の栽培実習は、これにて終了です。
 
 

 ■農大49日目(6/30)

6/30は座学DAYだったのですが、諸事情でお休みしました。

後日共有してもらった内容をざっくり書くと…

午前中は栽培概論でナス科の野菜たちについて学び、午後は特別講義というこでお、富士通の方がいらっしゃって、富士通が農業分野で行っている取り組みやソリューションの紹介をしていただいたとのことでした。

jp.fujitsu.com

 

 

これ聞きたかったのですが、やむなしです。

 

6月終盤の学校での学びはこんな感じでした。

6月後半の農家実習(農大39,41,43,44,45,46日目)

皆さん、こんばんは。
長雨もようやくあがり、一気に冬に近づいてきた感がある今日この頃ですが、今回はまだまだ夏真っ盛りの6月後半の農家実習について書きます~。
お付き合いください。
 

JAこま野南湖支所共撰場のお手伝い

以前アップした6月前半のブログ同様、共撰場でトマトとキュウリの共撰のお手伝いしてきました。
トマト、キュウリに囲まれて、ついつい食べたくなるのを抑える日々(笑)
 
そして、休憩中に共撰場から見える風景がこれまた絶景。
癒されます。これだけでも山梨来てよかった!

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■研修先農家さんのハウスでの作業

トマトのハウスの片付けに引き続き、キュウリのハウスもお片付け。
たくさーん収穫できたキュウリさんも、根っこを抜いて乾燥させます。
美味しいキュウリをありがとう。
 
乾燥しきったら、全部まとめて残渣として廃棄します。
乾燥して軽くなっているとはいえ、結構なボリューム。これは一人でやるの大変。
はい、ここでもお手伝いさん絶賛募集です。

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その後は、次の作に向けて、すぐに準備が始まります。
ハウスでは、塩類集積といって肥料分が水分の蒸発とともに土壌の上の方にたまる問題が発生します。
 
これを対処しないと、作物への影響が出るという事で、水を張って土壌還元消毒します。
 

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ハウスの作業はこんな感じ。
 
お世話になっている農家さんでは、渋柿も栽培しているので、摘果の作業もやらせてもらいました。
1枝に沢山なっている柿の実を1果だけ残して、あとは落とします。

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高所作業。
大変とはいえ、やってると結構楽しい感じです。
果樹はこういう作業があるから、農業事故が多いとも聞きます。
ので、ここでも絶賛若手のお手伝い募集(笑)
南アルプス市に、観光がてら、農業体験しにきませんか?(笑)
 

■ブドウの管理作業

6月後半は、親戚のお家と知り合いのお家でブドウの管理作業も行いました。
袋かけをしたり…房づくりをしたり…

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首が痛い!!!!!
野菜のように屈むことはないけど、常に上を見ての作業なので、首がつりそうになります(笑)
ん~慣れが必要ですね。
 
でも、房づくりとかは、最終的なブドウの形を妄想しながら、1房1房、実を落としていくので、楽しい感じです。
最終的に育った時に自分の房づくり時の妄想が、正しかったかの結果を見るのは怖いですが…
 
 
 
と、こんな感じで、様々な作業を体験させてもらった6月後半でした。
 
 

農大37日目(座学)、40日目(栽培実習)、42日目(座学)

※タイトルに誤りがありましたので、修正しました。
 
皆様、こんにちは。
頑張って更新しますよ~(笑)
 
まだまだ6月のお話し。
今は10月。4か月分ネタがある!!
 
本日もお付き合いくださいm(_ _)m
 

■農大37日目(6/14)

座学DAYの一日。午前中は農業機械、午後は植物生理の授業でした。
 
 
前回の農業機械はエンジン解体をしましたが、その振り返りからスタート。
解体実習では、とにかく外せるところを外していく形をとったが、通常は外す順序、保管方法等を考えて外していくとのこと。そうだよね~と思いつつ、シンプルなエンジンでもあんなに部品数が多いから管理は相当大変だ~と感じました。整備士さんのありがたさを感じます。
 
次に、最近の農業事項について。
昇降機の事故が増えてきているとのことで、昇降機は3mまで上昇するが、感覚としては、自分の身長も加えて4m50cm以上の高さになるので注意が必要とのこと
機械を扱う際には、自身の服装、機械の動きに注意するのも大事ですが、何よりも「時間に余裕を持って作業すること」が大切と教わりました。確かに、焦って作業するといいことない。
 
その後はテキストにそって、農業機械の構成とトラクターについて学びました。
細かいトラクターの構成要素の説明は省きますが、扱う際の免許は要注意ですね。
あ、あと、タイヤ空気圧、エンジンベルトの劣化、バッテリーの過放電には要注意とのことでした。
ここらへん、使ったらメンテナンスというのを心がけないと、高い農業機械もあっという間にスクラップです。
怖い怖い。 
 
 
  
農業機械のあとは、昼食をはさんで、植物生理。
トマトの着果の向きとか、ナスの生育とか、最近の種苗メーカーの苗のトレンド、研究開発のスピード等など、色々とお話を伺いました。
教科書がなく、先生の膨大な知識の中を、あまり案内なくさまよう感じなので、ちょっと整理が出来ていない部分もありますが、印象的だったのは、記録は残しましょうということ。長く作って出荷数の平均をあげることが大切で、そのためにもどういう環境でどう作物が育ったのかの記録を積み重ねていく事が重要とのこと。
ブログですら、きちんと更新できていないずぼら感満載の僕が、記録をきちんととれるかは未知の領域ですが、頑張ろうと思います(^-^;
 
 
 

■農大40日目(6/19)

40日目は栽培実習です。
朝一講義が始まる前に、苗の生育状況観察からスタート。キュウリ、インゲンを観察しました。
順調~……だと思う。樹勢もいいし、葉の色も良いし、特に病害虫はいなかったし。

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講義は情報共有からスタート。
トマト苗は生育について、あと1〜2週間我慢しましょ~とのこと。ポットのサイズアップ(3寸⇒4寸)をしてもいいけど、手間とコストを考えると、このまま維持が妥当とのこと。ふむ、確かに作物の生育とそこにかけるコストを加味した上で判断下さないとだめですね。自分ひとりだったら、勢いでやってしまう可能性が高いですが…肝に銘じます。
続いて、農作物の販売状況についてシェア。
モロコシの単価があがってるよ~というお話と、先日直売所に出したニンジン等の売れ行きが微妙とのこと。
 また、値崩れを起こす原因について先生の見解を伺いました。
 
シェア終了後、有機圃場の作物観察。
ハーブ類、緑肥、ジャガイモ、ニンジン、果菜類などなど。
雨が少なくて、水不足っぽいところもありーの、虫がちょっとずつつき始めている花で対策検討しました。
写真はジャガイモの畝です。

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その後、前回ニンジンを収穫した畑の草取りをして、米ぬか、燻炭を施肥して耕耘。
コマツナの播種もしました。
有機農業の場合、生育しやすい作物を年間通じて育てることで、いつどの病害虫が発生するのかの見極めをすると良いとのこと。そのためのコマツナです。
 
さらに有機圃場での作業は続きます。
お次は1棟あるハウスの中で栽培しているトマトさん。
トマトの仕立て方は主枝を1本、又は2本。(3本とかあるのかな?)
ここでは、主枝を摘芯して、2本仕立てにしていきました。
ちょっと弱っていたので果房も落として樹勢回復を目指します。
 

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有機圃場最後の作業は、ニンニクの収穫。
ニンニクは種の大きさで収量が大きく異なるとのこと。なので、出来るだけ大きい種を確保したいところ。
今回は実験的に大中小でそれぞれ播いたらしいので、それをサンプリングして重さを測りました。
結果としては…
 
 

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まさしく、大中小(笑)
やっぱり、ニンニク栽培は大きい種が欲しいですね。
 
なお、時期の問題か、さび病が出てました。
 
が、実には影響ないらしいので、そのまま収穫しました。 
収穫したものは束ねて乾燥させます。

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次は、慣行圃場に移動して続・トマトの支柱たてです。
追加で2畝分の支柱をたてて、前回ビニールはれなかった1畝分も含めて3畝分の雨除けを設置して、通路に防草シートを張ります。
雨除けで上からは防ぐことが出来ますが、実は通路に落ちた雨粒が跳ね返って泥交じりの水がトマトにかかるらしく、それはそれで、病気等の感染源になるので、藁をしくなり、防草シートを張るなり、跳ね返り対策も必要です。
 

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2回目ということもあり、前回よりは楽に作業出来ました。
終わったら、トマトの生育管理、わき芽かき~です。
一部摘果した青いトマトがあったので、もらって自宅でピクルスにしました。
 
と、この日も作業てんこ盛りで終了。
 
 
 

■農大42日目(6/21)

42日目は座学で、特別講義な一日。
午前中は農大先生お二人による、地域活性化の講義と、土壌に関する講義でした。
 
突然ですが、皆様INGRESSって知ってます?
 
 
ポケモンGOのベースとなったゲームで、ご存知のかたもいると思います。
このゲームを愛してやまない先生がいて、スマホアプリを用いた地域活性化に関する研究として、INGRESSを用いた地方自治体の活性化の方法・経済効果の研究を行ったそう。
その結果報告内容を伺いました。
これまで、ターゲットに出来なかった層(30~40代男性等)を他県から呼び込むことが期待できるという点が気になります。でも、実際にどのくらいリアルなつながりがあるゲームなのか分からない…
今度やってみようと思います。
 
次の土壌については、農大に来る前に総合農業技術センターで土壌関連の研究を先生の講義。
土壌とは「地球表面を被う自然物であり、空気(気相)、水(液相)、無機・有機化合物(固相)とそこに生息する生物を含む、集合体であり、養分・水分の供給や機能的作用により植物をささえているものである。」というところからスタートして、山梨県の土壌の特徴や、土壌診断(土壌の健康診断)の重要性を学びました。
 
 
 
午後は、山梨県農業技術課の方が来てくださり、GAPについてと、山梨県の普及事業についてお話しくださいました。GAPは…取りたいですが、実際に取るまでは年月かかりそうというのが正直なところ。
普及事業については、果樹、野菜、花と色んな方面で研究はおこなっているらしく、常に最新の情報を仕入れて、自分で試してみるのが肝要かなと。
 
時間が余ったので、さらに特別講義。
農作業事故に関するDVD鑑賞と、蜂刺され対策に関するDVD鑑賞。
 
前者は、とにかくリスク管理を徹底することの重要性を感じました。
車以上に、大丈夫だろうとか、慣れによるものとかって、大きな事故になります。機械も大きいので。
 
後者は、暑くなってくる時期には必須ですね。
先日車にアシナガさんがご来訪された時に、このDVD見ておいて良かった~と思った次第です。
 
とま~こんな感じで、座学あり、作業有りの毎日でした。
 

農大34日目、36日目(栽培実習)

めっきりご無沙汰しておりました。

忙しさにかまけて、定期的にブログを更新できない自分に腹が立ちつつ、まぁいっかと流して2か月が経過しました(笑)

そろそろ更新しないと、キャッチアップできない!!!

ということで、かきます。お付き合いくださいm(_ _)m

 

■農大34日目(6/9)

この日は栽培実習ということで、いつも通り情報共有からスタート。
 
産地のメリデメ、益虫について学びました。 
 
産地に入るメリットは、周囲の先輩農家さん、JA等から栽培支援を受けられやすい、価格が崩れにくい(スケールメリットが効いてJAも市場に強く出れる)、担い手?支援が受けやすいという点があるそう。一方で、デメリットは、作りたい作物を自由には作れないため、自由度は少ないという点だそう。
 
益虫は、害虫の天敵。つまり作物を収穫する我々からしたら有益な虫ですが、要は害虫を食べてくれる虫です(笑)
害虫の発生とあわせて、益虫も自然と発生する。自然ってすごい。
 
情報共有終了後は、さっそくトマトの苗管理。
先日播種したトマトについて、病害虫、葉色、樹勢を見て対策を検討し、判断します。
樹勢は衰えておらず、葉色が薄くなってきているため、栄養不足と判断。そのため、追肥を実施しました。
 
次に、有機圃場に移動して、定植ラッシュです。
ズッキーニ、おくら、きゅうり、トマト(にたきこま、アイコ等)、シシトウ、トウガラシ、万願寺トウガラシ、パプリカ、ナス、その他ナス科、綿花を定植しました。

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次にサトイモ、トウノイモです。
こちらは畝づくりから。マルチも張って、定植です。
サトイモは連作障害を起こしやすいらしく、収量は2t/10a程度。うまく育ってくれることを願うのみです。

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定植ラッシュが終わったら、引き続き有機圃場で緑肥の播種です。
圃場の空きスペースに、セスバニアとタロタラリアを1kgずつ混ぜて播種しました。

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終わりかと思いきや、ラッシュは続きます。ハーブも定植です(笑)
バジル、フェンネルレモンバームパクチーを定植。
さらにコマツナの播種も行いました。
こちらは、米ぬかを施肥して、耕耘しつつ除草し、2条で播種。 

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これでラッシュ終了。
いや~沢山植えました。 
 
その後は、レタスの収穫と腐ってしまっているレタスの破棄、そして、マルチを剥がして次作に向けて、耕耘しました。
 

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ここまでで結構な作業量ですが、最後にタマネギの収穫と乾燥作業です。
前回同様、引っこ抜いてその場で乾燥。
既に乾燥させていたものもあるので、それは乾燥室に持っていき、麻紐で結わって乾燥用棚にかけて終了です。

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いや~この日も密度濃かった。
 

■農大36日目(6/13)

週明け1日挟んで栽培実習。
普段は職業訓練科の社会人学生のみですが、この日は本科の学生さんが日中2時間ほど合流。
彼はJA指導員?になる予定とのことです。
初めての学生との作業。テキパキと手際よく作業してくれて、助かりました。
 
 
作業は、まずは、インゲンの播種からスタート。 
育苗終了後、定植したら、キュウリと同じ支柱を用いて栽培するそうで、管理作業は葉かき、収穫が大変とのこと。

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播種が終わったら、有機圃場に移動して、サツマイモの通路の雑草対策。
有機なので、当然除草剤とかは使えません。
これからどんどん暑くなると、雑草が繁茂してやばいということで、防草シート張りました。
こういう作業は人数いるとあっという間ですね。

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引き続き、有機圃場で今度は人参とルッコラの収穫と、それを直売所に出すので、販促用POP作成です。
ニンジンは土が乾燥して締まっていると引っこ抜くのが、すごく大変です。
ルッコラは、結構虫食いあり。ハーブとは言え、虫は美味しくいただくんですね。

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POPは一人一枚作成してみて、皆でどれがいいか選んで、実際に長坂駅前の直売所に出荷しました。
写真左側、向陽二号のPOPは僕が作りました(笑)
こ~ゆ~のって難しいですね。売りたいけど、成分とかはかけないし、有機JAS認定されているわけでもないので、有機とはかけない(^-^;

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有機の作業が終わったら、今度は慣行圃場へ移動し、前回やったタマネギの収穫の続きです。
既に乾燥していたものは、根を切って、茎をカットして乾燥室に運びます。
 
前回は普通に麻紐で結わったんですが、今回は、タマネギの茎を利用して三つ編みにチャレンジしました。
人生初?の三つ編み体験(笑)

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初体験を終えたら、次はキュウリ。
先日定植した苗が風で煽られて折れてしまっているので、余っていた苗で植え替えました。
 
そして、最後に大作業。
トマトの雨除け設置です。
トマトの実は、雨に当たると割れてしまうらしく、それを避けるために雨除けを設置するのが通常とのこと。
楽な気持ちでいたところ、乾燥で地面が固まっていて、パイプを打ち込むのに一苦労。
さらに組み立ても重労働。
ちょっとした建築体験です(笑)
一人で育てるとなった時に、一人で出来るかと言われると………自信なし。人呼ぼう。
皆様、お手伝いに来てください(笑)
 

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 とこんな感じでこの日も終了です。

 

収穫もあり、管理作業もありの作業の多い二日間でした。

 

 

 

農大30日目(栽培実習)、32日目(座学)

皆さん、おはようございます!

曇りで過ごしやすいですねー。

こんな感じの日が続いてくれると人間的には嬉しいですが…作物にとってはもっとがんがん日が出たほうが良いのかな?

 

さて、今日は、農大での栽培実習と座学のお話しです~。

 

■農大30日目(6/5)

この日は、作業長なるものを担当しました。農業法人に就職すると、まずは現場リーダーになる可能性が高く、その場合パートの方々に対して作業指示を出す必要があります。その時のために、農大での作業も、班でその日の作業長を決めて、その人の指示に従って動きます。
ということで、一日リーダーです(笑)
 
朝は、6次化について、全面施肥・部分施肥についてのお勉強を軽くした後、作業スタートです。
 
まずは、キュウリの定植です。育苗してきた苗たちが、ついに畑に旅立ちます。
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次にナスの支柱立てです。
 
これが、結構大変。要領よく、手分けしながら支柱をたてます。
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終わったら、そのままナスの整枝をしました。
一番果(最初についた実)の上2本(主枝とわき芽)、下2本(わき芽)を残して、それ以外の芽を全て落とします。
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ナスの次はトマトの管理です。
前回のブログに書いたトマトトーン処理に加え、わき芽かきと、誘引作業を行いました。
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わき芽かきは、誤って成長点(主枝の芽)を落としてしまうと、成長が止まってしまうので要注意です。
 
一通りトマトの管理作業が終わったら、カボチャの定植です。
 通常の食べる用のカボチャの加えて、アトランティックジャイアントという巨大カボチャの苗も植えました。
どんだけ大きくなるのか、今から楽しみです。
 
最後に、玉ねぎの収穫です。
収穫時期になると、玉ねぎは地上部が倒れます。
倒れているものを引っこ抜いて、乾燥させます。
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倒れずにいるものは、トウ立ちといって、芯が固くなってしまって、売り物にならないために全て廃棄処分です。
写真はトウ立ちした玉ねぎのカット断面です。芯が中心部に伸びているのがわかりますかね?
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こんな感じで、たくさん作業を進めた一日が終了しました。
 
 

■農大32日目(座学)

32日目は座学といいつつ、午前中は農業機械の解体作業を体験しました。
とにかく手当たり次第にばらしていきます。
 
4サイクルエンジン。
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2サイクルエンジン。
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初めて機械の解体を行いましたが、エンジンってこんなに多くの部品で出来てるんですね。解体は簡単ですが、組み立てるとなると、順番もあって大変ですね。
設計してくみ上げて、テストして…
いつも使ってるだけなので、解体してみると、そのありがたさを感じます。
 
解体終わったら、先生が発動機を見せてくれました。
なんでも、先生が個人で所有する、昭和13年の発動機で関東に1台しかないものらしいです。こういった発動機が農業機械の原点になりました。
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午後は、栽培概論。初回です。 
 
各種野菜の栽培方法について、座学を通じて学んでいきます。
実習で学んだことを、改めて学ぶ面もあれば、これからやる作業を先にインプットすることもあると思うので、いつも通り真剣に。
 
初回という事もあって、まずは、野菜に関する法律のお話し。
 
野菜そのものを扱った法律は、野菜生産出荷安定法しかないそうです。この中で、国民が健康に暮らすために必要な野菜を「指定野菜」として定めています。
例えば、山梨県内で指定野菜の1つのトマトであれば、夏秋トマト(北杜で路地で作っている)、冬春トマト(釜無川あたりでハウス栽培)の2種類があります。
 
指定産地で指定野菜を作り、農協に出荷し、市場に出ることのメリットとして、価格が、10年間の移動平均価格を下回った時に、国が下回った金額分を補填してくれます。
こんな法律があったんですね~。
初めてしりました。だから、産地というのがあるんだな~と。
 
その他もいろいろ導入としてお話しいただきましたが、そこは割愛。
 
で、ちょっとだけ教科書に沿って、講義があったのですが、一番大事だな~と思ったのは、「日本における野菜の種類」。
 
以前、連作障害のことを書いたと思いますが、同じ科のものは連作すると、連作障害になります。
で、この野菜の種類が判ってないと、てっきり違う科の野菜だと思ってても、実は同じで障害が出て、その作がだめになる…なんてことも起こるわけです。
きちんと覚えようと思います。
 
なお、科は花の形で分かれているそうです。
なので、普段みたことない野菜の花も、実は咲いてみるとあ~一緒だなとわかる感じだそうです。
 
こんな感じで座学が終了しました。
 
実習して、機械を学んで、栽培を学んで…
てんこ盛りですが、なんか、農に携わっている感じが日に日に強くなってきて、楽しくてしょうがない感じです。
 
来年、就農できるように頑張ります♪
 
あ、皆さん野菜食べましょうね~~!!
その際は山梨県産をお願いします(笑)