農大15日目 - 栽培実習
農大11~14日目(週間振り返り)
■農大11日目 5月9日 栽培実習
■農大12日目 5月10日 座学
■農大13日目 5月11日 農業機械実習
■農大14日目 5月12日 農家実習
農大9日目&10日目 - 農家実習3日目&4日目
皆様おはようございます!
GW明け普段の生活リズムは戻ってきたでしょうか?
僕はこの週末も川崎に戻り、もろもろ作業を進めました。クルマを乗り換え、より新しい車になって、快適です。年式?が6年ぐらい違うとエンジンが全然違いますね(笑)
さて、少し前ですが5/2(火)及び5/8(月)の農家実習のお話しです。
■農家実習3日目(5/2)
この日は水稲の播種をするために、育苗トレイに土入れをしました。
約90トレイ分。時間にして1時間ぐらい?でしょうか。
用土をトレイに入れて、高さを均す作業です。
単純な作業ですが、90トレイ分となると時間がかかります。
1人で作業を行う場合は、もっと時間がかかりそうだなと。
単純な作業なだけに如何に作業を効率化して、集中力を保つかが重要ですね。
土が足りなくて少し足すよりも、多少多めに入れて均すときにすりきった方が手間がかからずいいのかなと思います。
あとは、トレイの端の土が少なかったり、逆に端に土が少し寄っていたりすると、生育に影響を与えるため、要注意です。
それが終わったら、前回同様、きゅうりの摘芯作業。
相変わらず時間がかかりますが、少しずつ、きゅうりの芽が見えてきた気がします。
ここまでが午前中。
午後は引き続き、きゅうりのメンテ、摘葉です。
黄色く変色してしまっている葉を落としていきます。大体根元の古い老化した葉と、他の葉に隠れて光が当たっていない葉が変色していますので、バシバシ落としていきます。
1畝30分ぐらいですかね。これもどこら辺に対象の葉がありそうかの感覚がつかめてくると、もっと短時間でできそうです。辛抱強く続けたいと思います。
■農家実習4日目(5/8)
GW明けの農家実習は、前回に引き続き、きゅうりの摘芯・摘葉です。
農大8日目 - 栽培実習
農大7日目 - 栽培実習
皆さま、こんにちは!
GWは皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
僕は、川崎に戻り、子供たちと遊びながら、家族の山梨への引越の準備を進めました。
現在単身赴任中なので、子供たちとはLineのビデオ通話で毎日話をしていますが、やっぱり実際に会って話したり遊んだりすると楽しいです。そして、電話では分からない日々の成長が伺えますね。
さて、4/28(金)農大実習のお話です。
朝一は、農作業に入る前に少し座学でお勉強。農業で用いる大きさの単位、畝(うね)について、肥料について、施肥(せひ)設計の仕方について教わりました。
■広さの単位
- 広さの単位 : 畝、反、町
- 長さの単位 : 寸、尺、間
- 容積の単位 : 合、升、斗
どれも聞いたことはあるけど、 きちんと覚えていない単位ばかり。
農大の先生方は、畑をみてどれぐらいの広さかとか大よそわかるようで、僕も目で見てわかるようになるべく、色んな畑を見たいと思います。
■畝(うね)について
畝は、畑の少し土が盛られた部分です。盛り土が少ないのが平畝、多いのが高畝ですね。
上記サイトでは、高さの違いで平畝と高畝を区別していますが、農大ではそこまで厳密に測りませんでした。高畝の場合は通路から土を畝に盛っていく。逆に平畝は通路側に土を盛るといった具合に作り分けをする方法を教わりました。(結果的に高さが上記サイトと同じような感じになっているかもしれませんが…)
■肥料について
N、P、Kの3大要素が重要です。Nは窒素、Pはリン酸、Kはカリウムのことです。
他にも作物の成長に必要な要素はありますが、一番影響の大きな要素がNPKです。
肥料は、鶏糞、菜種などの有機質肥料と、8化成、CDU等の化学合成肥料と呼ばれるものに大別されます。前者はジワジワと浸透するように効果を表していくものが多く、後者は即効性があるものが多いイメージです。
植付けの前に投入する肥料のことを基肥、生育中に使うことを追肥といいます。
■施肥(せひ)設計の仕方
作物毎に必要な肥料は異なるため、一般的には各都道府県が出している施肥指導基準を参考にすることが多いようです。
上記を参照し、必要なNPK等を洗い出して、それに対してどの肥料をどれだけ入れていくのかを設計します。 作物毎にブレンドされた肥料もあるみたいですが、自分で配合するよりもコストが高いようです。
耕作放棄地を耕す場合は、まずは安くて効く資材をガンガン入れて、その後微調整していくことが必要みたいです。
ここら辺は自分で土地を借りてやっていく際に、もっと突っ込んで考えるべきかなと思っています。まずは、土壌分析を農務事務所で無料で分析してもらえるそうなので、そこからスタートですね。
土の状況とか、センサーとかで常に状況を観察できたら良いななんてことも考えてます。
■バレイショ(じゃがいも)の高畝作り、マルチ張り、播種
バレイショは、山梨ではスポット的な品目で、この作物をメインで収益を得ているという感じではないみたいです。
以前、種イモ作りをしましたが、その種イモが乾燥し、定植できる状態(中心が黄色くなりデンプンが固まっている状態)になったので、畝を作ってマルチをはって、種イモの播種をしました。
僕らが植えたのは、ダンシャク、メークイーン、シンシアです。
もう一つの野菜班が、ベニアカリとホッカイコガネを植えたらしいので、全部で5種類ですね。
芋ほりが今から楽しみです。
ここまでが午前中のお話しです。
午後は、ハーブ類の播種用の畝づくりと、小松菜の播種、レタスの播種、管理機の練習をしました。
■ハーブ類播種用の平畝作り
午前中にバレイショの畝を高畝で作りましたが、今回はハーブ用に平畝を作りました。
作業的には、午前中とそこまで変わりません。
班員7名で作業すればあっという間ですが、いざ自分がやるときは、大変だろうな~と、今から想像し、誰か手伝ってくれないかな?なんて考えてました。
今からやってみたい!という方を絶賛大募集中です(笑)
■小松菜の播種、手植えとごんべえ
農大には有機用のハウスがあるのですが、そこに小松菜の播種をしました。
播種予定地が雑草だらけだったので、雑草を刈り込んで土に混ぜて、さらに施肥設計をして米ぬかを7キロぐらい突っ込んで耕しました。
手前は、人参ですね。
小松菜の播種は、手植えと機械の2つの方法で行いました。
手植えは、植えるためのくぼみを鍬で作り、大体1センチ間隔でぽつぽつと種を置いていき、覆土(ふくど)しました。
機械はこちらを利用しました。その名も「ごんべえ」くんです♪
最初に手植えをやって大変だったので、機械のすごさをまじまじと感じました。
そんなに高くない機械ですが、種入れて、畝の上を転がしていくだけで種まき完了するため、段違いの作業効率です。こういうのはコストを考えても、利用すべきですね。
その後は、レタスの播種(セルトレイに土入れてくぼみ作って種うえ)と、水菜の収穫、管理機の練習をしましたが、ここらへんは既にやったことのある作業なので、割愛します。
こんな感じで、農大での栽培実習は密度の濃い一日でした。
5/1、5/2の分はまた次回。
では、皆さんGW明け、お仕事に学業に頑張りましょ~!!
農大6日目 - 栽培実習
皆さん、こんばんは。GW、皆様いかがお過ごしでしょうか?
学生の自分は当然暦通り。有給もありませんので、今日も楽しく実習でした。
なんだかんだで、移住してからバタバタしており、なかなかブログがかけず…
先週木曜日、金曜日の投稿が出来ていませんでした。ちょっとずつ時間をみつけて書きたいと思います。
まずは、先週4/27(木)のお話。
■4/27(木)
農大の圃場での栽培実習でした。
朝一は作業場での講義からスタート。
圃場に関する用語の解説と、栽植密度について学びました。
栽植密度とは、10aあたりの株数のことで、以下の計算式で求められます。
農大5日目 - 座学(農業法規などなど)
連投です。
一昨日、昨日は南アルプスの農家さんで実習。
今日は北杜市長坂の農大で座学でした。
先週はホテルから電車で長坂までかよったため、車での通学は初日。
20号が混むことは事前情報で得ていましたが、どれくらいの時間がかかるのか不明だったため、余裕を持って家をでました。
距離にして約22km、時間にして50分ぐらいでした。
確かに渋滞はありましたが、それよりも盆地から山を徐々に上っていくにあたり、僕が乗っている軽自動車の馬力の無さを痛感しましたw
上り坂に差し掛かると、みるみる内に速度が落ちて、苦しそうな音をあげるエンジン。
明日も壊れず頑張っていただきたいものです。
さて、座学はというと、午前中は農業法規、午後は特別講演というカリキュラムでした。
農業法規はガイダンスということで、山梨県での新規就農者の増加・企業参入の増加の背景や高齢化に向けた農業継承の問題などから入り、日本の農業政策に話が移ります。
日本の農業政策それに付随する農業関連法規は、米を中心に考えられているもので、果樹や野菜は政策にそこまで左右されないということを知りました。
農業関連の法律・規則はたくさんあり、以下のサイトにあげられているものだけでも、50以上あります。
今後は、特に注視すべき法律等を中心に学んでいく事になりますが、そもそも制定された背景等も知っておく必要があるなと感じた次第です。
午後は、農大先生方による「農業と天気について」、「農地に関する制度について」、「都市農村交流の最近の動向~一部萌え化する農村~」の講演でした。
「農業と天気について」では、天気図から気象をよむ、晴れ・くもり・雨だけでなく、最高気温、最低気温、降水量、警報等からきちんと圃場に与える影響を推測し、対策を打っていく必要性を学びました。
「農地に関する制度について」では、今後自分で農地を借りるにあたって、関連する法規、制度について学びました。
農家さんとの口頭約束で貸し借りというのは、法律的にはNGで、きちんと農業委員会や市町村に許可を得ないとダメなんですね。ここらへんは実際に借りるにあたって、もっと学ばないとだめですね。
「都市農村交流の最近の動向~一部萌え化する農村~」では、農業×○○という枠組みで、農家・地域と企業、行政がコラボして、都市と農村の交流を増やしていく事例を沢山レクチャーいただきました。
農業×アイドル
「AeLL.村」【平成24年4月22日】 — 南アルプス市WEBサイト
農業×IoT
富士通、山梨県とICTを活用したスイートコーン栽培の実証実験 - クラウド Watch
上記以外にも色々と、山梨県では農業×○○が進んでいるようです。
ここらへんは、自分自身もやってみたいものばかりで、今から妄想が膨らみます。
が、まずはきちんと栽培できないとだめですね。
明日は、栽培実習。
楽しみつつ、きちんと学習します!
寝坊には気を付けねば…